この記事では、「although」と「though」の違いを分かりやすく簡単に解説します。
「although」とは?
「although」とは、逆接を表す接続詞です。逆接を表すので、「~だけれども」という意味で使われます。主張の対象となる文の内容とは逆の事柄を述べる場合に使用されます。
「though」とは?
「though」とも逆接を表す接続詞です。こちらも「~だけれども」という意味で使われます。主張の対象となる文の内容とは逆の事柄を述べる場合に使用されます。
「although」と「though」の違い
「although」と「though」は、意味としてはほぼ同じですが、使用される文の語順に違いがあります。
「although」は、主節よりも従属節が前に来ることが一般的です。例えば、「Although it was raining, we went for a walk.」という文で、従属節の「Although it was raining」が先に来ています。
一方、「though」は、主節が先に来ることが一般的です。例えば、「We went for a walk though it was raining.」という文で、主節の「We went for a walk」が先に来ています。
「although」の例文
– Although she is tired, she keeps working hard.
(彼女は疲れているけれども、頑張って働いています。)
– Although it was expensive, I bought the dress.
(高かったけれども、そのドレスを買いました。)
– Although it was raining, we enjoyed the picnic.
(雨だったけれども、ピクニックを楽しみました。)
「though」の例文
– I wanted to go to the party, though I was feeling sick.
(体調が悪かったけれども、パーティーに行きたかった。)
– She failed the test, though she studied hard.
(彼女は一生懸命勉強したのに、テストに落ちた。)
– He is very talented, though he is still young.
(彼はとても才能があるけれども、まだ若い。)
まとめ
「although」と「though」は、逆接を表す接続詞で、「~だけれども」という意味で使用されます。意味はほぼ同じですが、使用される文の語順に違いがあります。しっかりと意味を理解して、適切に使用しましょう。